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 RI第2650地区世界社会奉仕委員会(貴志英生委員長)は2010年2月5日、京都市役所記者クラブでキリバスミッションから帰国したことを受けて記者発表しました。出席したのは同ミッションに先発隊として参加した委員会メンバーの小永井征也さん(宇治鳳凰RC)と山本敏彦さん(京都乙訓RC)の二人。

 小永井さんらは1月22日にキリバス入り、同26日に岡村吾郎、橋本長平両パストガバナー、佐竹力總地区幹事長、貴志委員長ら後発の一行と合流することになっていましたが、雨で飛行場の滑走路が整備できないまま後発隊はフィジーで足止めになりました。しかし、小永井さんらはポリオワクチンの投与や、医療用焼却炉や四輪トラックと医療用キャリアーの寄贈、さらに小学校への机とパソコン、プリンターの贈呈、また日本人戦没者慰霊碑への参拝など、WHOとJICAの協力を得て、環境改善、20100205_2.jpg教育支援等もともと予定されていたすべての内容を無事終えることができました。フィジーの後発隊も昨年度のフィジーでのミッションの検証やポリオワクチンの投与などを行い、なんとかフィジーまで戻った先発の二人とともに同31日に帰国しました。

 キリバス共和国は1979年独立した太平洋に浮かぶ面積730平方メートルの小さな島で、人口10万人足らず。日本軍が統治したこともあったが、最近は地盤沈下で知られる。